幼くしてがんで闘病している家族がいる方へ

投稿者: | 2017年9月20日

母は私が小学5年生(今から15年前)に乳がんになりました。

母ががんの治療法の本を読めるようになってもまだ体力も戻っていなかったため、家事をやらなくてはいけなかったことが大変でした。料理は米とぎぐらいしかしたことがなく、全然していなかったので、帰りの遅い父と部活帰りの兄のご飯の支度が大変でした。

また、洗濯も回したことがなかったので洗剤をいれるところや量もわからず最初は入れすぎて失敗しました。できる家事をやっていたので苦労しました。

退院した母にたくさん褒めてもらい、それがすごく嬉しくてもっと率先してやるようになりました。

キレイな家に帰ってこれたら母も喜ぶだろうと思い、退院前には念入りに掃除をするようになりました。

お掃除すると気持ちがスッキリしてすがすがしい気持ちになったので、子供ながらにその気持ちを忘れずにトイレや部屋の壁に「お母さんが帰ってきたときにキレイな家だったら喜ぶ!」と張り紙をしました。

トイレに行くたびに目に入っていたので、そうやって飽きやすい自分自身にモチベーションが上がるようにしていました。

退院した時に家がキレイな状態だったらご本人はすごく嬉しいと思います。家事は積極的にやっていきましょう。